決算ノート
2315東証スタンダードDXソリューション・暗号資産・IoT・介護DX

2026年10月期 第3四半期 決算サマリー

サマリー

CAICA DIGITALの2026年10月期第3四半期累計は、IoT関連事業・介護DX事業の連結寄与により売上高は 前年同期比22.2%増の46億93百万円、営業利益は同68.9%増の1億11百万円となった。一方、フィスコ株式の 持分法適用開始に伴う投資損失計上などにより経常損失・親会社株主帰属四半期純損失となった。

売上高

4,693百万円

+22.2%

営業利益

111百万円

+68.9%

経常損失赤字

△12百万円

前年同期は経常利益74百万円

親会社株主帰属四半期純損失赤字

△126百万円

前年同期は純利益588百万円

ハイライト

  • 2026年2月に介護事業者向けDXソリューションを提供する株式会社善光総合研究所を子会社化し「介護DX事業」を新設。IoT関連事業(ネクス)も前期より連結
  • 株式会社フィスコの株式を追加取得し持分法適用関連会社化。持分法適用開始時点の時価評価に伴い投資差額の一部を減損し、営業外費用179百万円を計上
  • 善光総研の子会社化に伴う段階取得に係る差益207百万円を特別利益に計上する一方、株価上昇に伴い取得価額が想定を上回ったのれんの一部を減損し214百万円の特別損失を計上(純利益への影響はほぼ相殺)
  • ITサービス事業・金融サービス事業・IoT関連事業・介護DX事業の4セグメント体制。通期業績予想に変更はない

財政状態

総資産

6,224百万円

純資産

5,562百万円

自己資本比率

88.3%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主帰属当期純利益
2026年10月期 通期予想(修正なし)6,166百万円+18.7%107百万円+52.9%107百万円+40.8%91百万円△45.2%

注目ポイント

営業利益は本業ベースで着実に増益となっている一方、経常損益・純損益はフィスコ株式の持分法適用に伴う投資損失(179百万円)と善光総研のれんの減損(207百万円、段階取得差益207百万円とほぼ相殺)という一時的要因により赤字転落している。会社側もこれらは会計上の処理であり事業価値の低下によるものではないと説明しているが、今後の同社株式の時価変動により追加の減損が生じる可能性がある点には留意したい。M&Aを通じた事業領域拡大(介護DX、IoT)が今期後半以降どこまで収益に寄与するかが焦点となる。

出典:株式会社CAICA DIGITAL「2026年10月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月14日開示)

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