決算ノート
3418東証グロースレストラン運営・地方創生エリア開発

2026年7月期 決算サマリー

サマリー

レストラン事業と地方創再生エリア開発「エステートビルドアップ事業」を展開するバルニバービの2026年7月期は、 既存店再構築と新規出店により売上高は前期比5.2%増の150億85百万円。一方、エステートビルドアップ事業への 先行投資や特別損失(減損損失・店舗閉鎖損失等)の拡大により、営業利益は同39.2%減、親会社株主に帰属する 当期純利益は同73.8%減の1億12百万円と大幅減益となった。通期予想は大幅増益を計画、配当は据え置き。

売上高

15,085百万円

+5.2%

営業利益

388百万円

△39.2%

経常利益

328百万円

△47.2%

親会社株主に帰属する当期純利益

112百万円

△73.8%

ハイライト

  • レストラン事業は名古屋市「中川運河再生計画」の大型カフェレストラン出店等により売上高は前年比6.4%増となったが、セグメント利益は34.5%減
  • エステートビルドアップ事業(淡路島・出雲市等での地方創再生プロジェクト)は複数施設を新規開業したが、セグメント利益は67.2%減の30百万円
  • 【要確認】特別損失が前期27百万円から今期144百万円に拡大。減損損失101百万円、店舗閉鎖損失30百万円等が主因で、大幅減益の一因となっている
  • 自己資本比率は40.2%(前期末43.9%)に低下、短期借入金が914百万円増加するなど有利子負債が拡大
  • 通期業績予想は営業利益+67.5%、親会社株主に帰属する当期純利益+192.0%と大幅増益を計画する一方、年間配当は前期と同額の7.50円で据え置き

財政状態

総資産

14,905百万円

純資産

6,124百万円

自己資本比率

40.2%

次期業績予想

決算期売上高営業利益経常利益親会社株主に帰属する当期純利益
2027年7月期 通期予想16,428百万円+8.9%650百万円+67.5%585百万円+78.1%327百万円+192.0%

注目ポイント

増収は確保したものの、営業利益から純利益にかけて減益幅が拡大していく損益構造には注意したい。特に特別損失が前期の27百万円から今期は144百万円へと大きく膨らんでおり、その内訳(減損損失101百万円、店舗閉鎖損失30百万円等)を見ると、既存店の一部で採算悪化が表面化していることがうかがえる。一方で、淡路島・出雲市等での地方創再生プロジェクトへの投資は「食から始まる日本創再生」という中長期戦略に基づくものであり、通期予想では大幅増益を見込んでいる。2026年11月・12月に予定される新規オープン(表参道、南あわじ市等)がどの程度収益に寄与するか、来期以降の実績で確認したい。

出典:株式会社バルニバービ「2026年7月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」(2026年9月14日開示)

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