4053東証プライムデジタル・クリエイティブスタジオ(受託開発・DX支援)
会計不適切処理
2026年12月期 第2四半期(中間期) 決算サマリー
サマリー
デジタル・クリエイティブスタジオ事業を展開するSun Asteriskの2026年12月期中間期は、 クリエイティブ&エンジニアリング事業の既存顧客受注が堅調に推移し、売上高は前年同期比25.8%増の88億81百万円。 営業利益・経常利益・親会社株主帰属中間純利益はいずれも大幅増益となった。一方、ベトナム子会社で 不適切な会計処理が確認されたことも開示している。
売上高
8,881百万円
+25.8%営業利益
1,004百万円
+141.8%経常利益
1,189百万円
+163.1%親会社株主帰属中間純利益
792百万円
+128.0%ハイライト
- クリエイティブ&エンジニアリング事業はユニーク顧客数227社、月額平均顧客売上6,133千円、売上高は前年同期比28.5%増
- インキュベーションその他事業は2025年7月に子会社化した株式会社グローバルギアの寄与もあり前年同期比49.0%増
- 株式会社MIXENSE(ソフトウェア受託開発)を2026年1月に子会社化、のれん313百万円が発生
- 【重要】連結子会社Sun Asterisk Vietnamにおいて会計帳簿に計上されていない現金の存在が判明し、外部専門家による調査の結果、産学連携に関連する取引等で不適切な会計処理を確認。当中間期に現預金24百万円、販管費6百万円、営業外収益30百万円(過年度影響額22百万円含む)を計上。過年度への影響は僅少と判断し過年度決算の訂正は行っていない
財政状態
総資産
19,299百万円
純資産
11,859百万円
自己資本比率
61.3%
次期業績予想
| 決算期 | 売上収益 | 営業利益 | 親会社の所有者に帰属する当期利益 |
|---|---|---|---|
| 2026年12月期 通期予想 | 18,201百万円 | 1,714百万円 | 1,389百万円 |
注目ポイント
本業の業績は大幅増益と好調だが、あわせて開示された連結子会社Sun Asterisk Vietnamにおける不適切な会計処理は投資判断上見過ごせない事項である。会計帳簿に計上されていない現金の存在をきっかけに外部弁護士による調査を実施し、産学連携に関連する取引の支出・収入が本来計上すべき会計処理を経ずに処理されていたことが確認された。会社側は過年度の連結財務諸表への影響を僅少と判断し訂正は行っていないが、海外子会社のガバナンス・内部統制の実効性については今後の動向を注視したい。なお、2026年12月期からのIFRS任意適用は第1四半期からの適用を延期し、通期決算からの適用に変更されている。